Wakako's Diary 道すがら記

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なんやらかんやら - 2005年03月15日(火)

慌ただしい一日。

朝胸苦しく、こりゃいかんわと友人との約束をずらしてもらい、検査の結果の精密検査の話を兼ねて病院へ。大腸内視鏡の予約をして(これは一日仕事で午前中は下剤を飲んで腸を空にし、午後内視鏡を入れてそのあと点滴をするらしい)、その場でできる心電図や採血をする。

心電図は、「不完全右脚ブロック」とのこと。病気というほどではないし、胸が苦しいというほどではないのでは、ということで、甲状腺機能の採血結果を待ってから心配なら心エコーなどしたらどうかということだった。

それから、便潜血陽性については、医師と私の見解は一致。薬の副作用で便秘気味になり、硬くなった便が腸壁を傷つけているのではないか、と。

とまあ、念のため苦行のような大腸内視鏡で診てもらいます。

そのあと、ちょっとしんどさも薄れたかと思い兵庫県立美術館まで。「ドレスデン−世界の鏡展」を開催中なのだ。ザクセン公国のコレクションということだが、イタリア、フランス、オランダ、トルコ(一時期とても流行っていた模様。きっとフランスのルイ14世の華麗なモードにもトルコ様式は影響したに違いない)そして東洋のコレクションの充実ぶり。素晴しい。

これらのコレクションがこうして見られるようになったのも、東西ドイツ統一のおかげである(ドレスデンは旧東ドイツ)。

目玉はおそらく日本人の大好きなフェルメールの「手紙を読む少女」。友人に言わせると、フェルメール特有のふわふわした空気の質感が余り出ておらず、堅いとのことだったが、確かにそうかも知れない。案外後世の補正加筆があるのかも知れない(正確に絵の履歴を知っている訳でないのできちんとしたことはいえない)。

その他、画家の名前は忘れてしまったが、ドレスデン近郊から浄化を見下ろすようなドレスデン城の絵が、気になった。カフカのイメージした「城」とは、このようなものだったのだろうか?と。

ここで、途中非常にしんどくなり、帰りはバスと電車でほとんど眠りこけていた。帰宅してみると熱が38.6℃もあり、しんどいのも当然。

風邪薬を飲んで3時間ほど眠って熱を測ると36.7℃まで下がっていた。素晴しい。

同行の友人も妙に疲れて帰宅後爆睡したらしい。やはりまだ風も冷たい一日だったからねえ。

明日は暖かくなるようだ。


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