Wakako's Diary 道すがら記

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喜捨 - 2003年05月22日(木)

はじめて、周囲での前評判も高かったドラマ「動物のお医者さん」を見ている。獣医学部の話なので、試験とか、研究室とか、身につまされる。試験の結果で名前を張り出すところだとか。一緒にドキドキしちゃう。岸田今日子のおばあさん役は適役だと思う。スッゴイ笑える!今まで見てなくて損した気分!

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今日は5月2日以来実に20日ぶりにラットの脳の還流固定を行なった。まぁまぁうまくいったかなぁ。ラットの体重はおよそ305グラム。なお、ラットとマウスの価格表によると、マウスの方がはるかに安い。ラットの4分の1か5分の1くらいかな。ちなみにマウスの一番安いもので一匹500円なり。貴重りんこ。

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地下鉄の駅の切符売り場の前で、昨日の朝、「電車賃がたらんねん。20円持ってない?」と尋ねられ、20円渡した。代わりに12度数残っているテレホンカードを貰った。つかわないかなと思ったが、いいことをした気分になり、一日のスタートが気分よかった。

今日も、同じ時間に地下鉄の駅を通りかかると、昨日と同じ格好をしたオジサマがいた。私の顔を見るなり寄って来て、「また電車賃がないねん。220円もってない?」と尋ねられた。ホームレスに違いない。
今日は私は立ち止まりもせず、手を降ってないよと示して通り過ぎた。そもそも、「また」というけど値上がりしてるし。。

それが良かったのか悪かったのか。少なくとも悪いことをしたような気はしなかった。おそらく彼は、そうやって誰彼となく声をかけて、お金を手に入れたらならば、電車賃ではなく、100円のおにぎりニ個などを手に入れているのであろう。

彼が余りにも毎日声をかけて来たら駅員さんか、はたまた警察か市役所に私は苦情をいうのだろう。今のシステムでは行政が、ホームレスが目立つ地域では対策を行なうことが普通のような感じである。

以下は、あくまでも個人的な考えなので、きちんとした宗教感や宗教団体への理解に基づいたものではないことを予め断っておく。

ふと、イスラムでは、信仰の中に貧しい人への喜捨というのが含まれていたことを思い出した。だから、医療も寺院に付属していることがある。

仏教でも、そういう考えはあるのではないだろうか。実際、奈良時代の皇后で仏教の考えに基づき、慈善施設である施薬院を建立した。

京都には沢山寺社仏閣があり、多くのお賽銭を人々は備えるが、のみの市をやったり、健康を祈って炊き出しを年中行事として行なったりすることは聞くが、ホームレスに炊き出しというのは聞いたことがない(あるのかもしれないが)。そういったことは、コストも人手もかかるし、参拝者を増やす訳ではないから、しないのだろうか?
でも、ノミの市よりよほど宗教の本質に近いのではないだろうか。

寡聞にして私がそのような行いを知らないだけなのかもしれない。

もちろん、だからといって、宗教団体の自発的な行為に任せれば済むといいたいのではない。ただ、その方が、駅の切符売り場で声をかけられるよりは、はるかに人もお金を喜んで「喜捨」あるいは「寄付」するのではないか、そう思ったまでである。

あのホームレスの男性をまた見かけることはあるのだろうか、そう思いながらキーを叩いている。


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