Wakako's Diary 道すがら記

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「お見合い放浪記」所感。 - 2002年10月26日(土)

現在TV放映中の「お見合い放浪記」、人物の造型も今一つで、さしてwell madeな作品とは思わないが、自分にとって差し当たりrearlity のあるテーマだからチェックしてしまう。

主人公はお見合いを通してびびっと来るような出会いをして、熱烈な恋愛を経て結婚をしたいと願っており、お見合い回数も現在32回と記録更新しているのだが、
その世界では世界的権威とかいう父親の不倫疑惑その他を通して自分は結婚に幻想を持ち過ぎてきたのではないか、とはたと思う。が、愛し愛されることに憧れて何が悪い、とも思う。

主人公の気持ちのこの箇所は、私もよく分かる。

お互い気遣いあえる関係を持とうとして何が悪い。

確かに私も、夏に母、ついで京都のおばさま(一時居候させて頂くなどお世話になった北白川のおばさま)に口々に
「わかちゃん(あるいは、わかこちゃん)、結婚に憧れるのはいいけど、
結婚なんていいだけのものじゃないわよ。心のふれあいだから性急にどうにかなるものではないわよ」、そして「まずはがんばって日々を生きることから」と釘をさされた(註:おばさまとおじさまは齢70過ぎの素敵な御夫婦です)。

確かに、いいだけじゃないかもしれないけど、支えあったり力を合わせたりして何が悪いんじゃ。

心の中で反駁しながら、なぜ力をあわせることが素晴らしいと思うのだろう、とお見合い放浪記を見ながら主人公と一緒につらつらと考えた。

いまは余りそう見えないかもしれないけど、私自身、非常に人と共同作業を行うということが苦手で(体育のバレーボールとか、思い出されたし)、それは自分の意思をうまく伝えたり、スムーズに作業が進むよう身体を動かしたりすることが出来なかった。それゆえ、協調/協力して物事をすすめることっていいなぁと思うのかもしれない。それに、それは*一人では絶対出来ない*ことだ。
全然至りませんけど、それに見合った努力はするつもりで常にいるのに。
私と一緒なら幸せになる、と確信していても、私はいつも一番ではない。

 ++

寂しさを埋めるように求職中の友人が暇して京都在住してるのをいいことに、昨日に続いて今日もお昼、「おでんを作るからおいで」と食べ物をえさに呼ぶが、まぁそれは根本的な解決にはならない。
勿論、気軽に時間ができた時など声をかけてご飯食べたり散歩したりする友だちの存在は大事だと思うけど。ただなぁ、、彼女とは近い部分も多いけど、生き方の方向性が違うよなぁ、、(なんたって彼女は5年働いたてお金ためたあと1年旅行しまくって過ごしたという豪快な人ですから)、そして何より私はレズビアンではない。「好きなオンナと子ども育ててなにが悪いッ」とお互い思わない。母や妹は以前、彼女と暮らせばいいじゃないと言ったが、それは違う。そしてお互いそんなことは話題に出さない。

それにしてもどうして(というか当然というべきか。汗)、こうごちゃごちゃ考えずとも、私もフツーに恋愛したり家庭持ったりできてないんだろう。余り考えると涙が出て来るので止めるけど、自分が欠陥人間じゃないかとどれだけ思ったことか。。(確かに図書館で篭っていては出会いなんてほとんど限られてしまうので仕方ないとも言えるが。。)あーあ、、、

この日記を読まれた方は「あんたそんなんだから独りなのよッ」と思われるかもしれませんね(涙)。いい子なのにさ、ッて言ってくれる友だち、2人、妥協して最大限見積もって3、4人、かな(涙涙)。まぁ、これだけいれば十分と取りますか。
まだまだ改善の余地あるし、まずは再試をひとつひとつつぶしていくこと也。はぁ、ぼちぼちいきましょか。




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