Wakako's Diary 道すがら記

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人生は戦いである - 2002年10月02日(水)

後期授業が始まる。試験もしょっちゅうあるし、、と怯えていたが、そう深刻になりすぎなくてもよさそう。

でも、授業中涙が出そうになるのをハンカチで押さえるのに必死だった。
疲れているんだろうか?

部屋で夜しゃくりあげて泣いてしまった。恐ろしいまでの孤独の淵、文学部の院生だった時、思い出してしまった。もう嫌だ嫌だ嫌だ。一人は嫌だ。

クリムトの絵に「人生は戦いである」という、金箔もきらびやかな絵がある。私の二十代はほぼ戦争で、孤独の中(文学部の院生は机もなかった。自分の居場所、がないというのか)必死で生きることが戦いだった。もっと肩の力を抜けば良かったのかもしれないが、抜く場所も差し当たり見つけられなかった(そんな人間に魅力があるか、と自問すれば・・汗)。しかし、それを偉いと言われても困る。辛いが、ただ独りであったと言う事実でしかなく、偉いわけではない。心の支えになるようなナニカ、この世界につなぎ止めるナニカ、があれば良かったのだろう。それを大きなものへ自分を捧げよ、と言った人もあり、確かにそれは大事だと思うが、私は日常の幸せがまずほしい俗物である。

私の戦いに、ひとまず終止符を打ちたいのだが。。

まず自分の手で、一人を楽しみ、張り合いを持たせよ、と言うのか。


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