| 2009年07月13日(月) |
『意見書』は効果があるのか |
日経(H21.7.13)14面で、楽天が保有しているTBS株の買取り請求問題について解説していた。
すでに買取り請求額を決めるための司法手続きが始まっており、楽天とTBSとの間では、裁判官を説得するために意見書を書いてもらおうと、著名学者の囲い込み競争が起きているそうである。
この種の巨額の訴訟では、意見書の提出合戦になることは多い。
一方が提出すれば、他方の依頼者から「先生、こっちは出さないのですか」と言われるから、提出せざるを得ない。
しかも、相手より格上の学者にお願いしようするから、著名学者の囲い込み合戦が起きることになる。
しかし、裁判というのは、事実認定をして、それに法を当てはめる作業である。
それゆえ、法学者の意見が裁判の帰趨を決することはないと思う。
|