| 2009年06月05日(金) |
当時の鑑定技術でも一致していなかったのではないか |
日経(H21.6.5)1面で、足利事件で無期懲役の判決を受け、再審請求中の菅野さんが再審開始前に釈放されたと報じていた。
この事件ではDNA鑑定が有罪の決め手になったにもかかわらず、そのDNA鑑定に問題があった。
ただ、報道で気になるのは、「当時は1000人に1.2人程度で一致し、精度が悪かった」という言い方である。
その場合は、当時のDNA鑑定技術では一致していたが、今の鑑定技術では一致しないという意味に受け取れる。
しかし、そもそも当時の技術をしても「一致している」とは言えない事案ではなかったかという疑問がある。
仮にそうであれば、より問題は大きいのであり、この点の区別が報道ではきちんとなされていないように思える。
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