| 2009年04月22日(水) |
和歌山毒物カレー事件と裁判員制度 |
日経(H21.4.22)社会面トップで、和歌山毒物カレー事件で、最高裁が林被告の上告を棄却し、死刑が確定へ、と報じていた。
この裁判は一審では95回も審理を行っている。
しかし、裁判員制度が始まるとそのような長期な審理はできない。
そのため、公判前に争点などを絞り込む公判前整理手続きによってある程度審理を短縮することになるだろう。
ただ、審理の短縮を図ろうとして、本来公開の裁判で審理すべきことまで、公判前整理手続きといういわば密室の手続きで行うことは問題である。
いまは審理の短縮ばかり強調されており、審理を受ける被告人の利益についての配慮が欠けているような気がする。
|