| 2009年02月23日(月) |
未払い残業代の請求は、過払い金請求に似ている |
日経(H21.2.23)社会面に、NTT西日本の子会社が2億7000万円の残業代の不払いがあることが分かり、全額支給したという記事が載っていた。
いまごろ「分かる」はずがなく、労働基準監督署が指摘したか、元従業員誰か誰かが残業代を請求したことで残業代の未払いがあることが発覚したのだろう。
NTT西日本の子会社だから2億7000万円の支払は可能だろうが、中小企業だと会社が傾きかねない金額である。
残業代の未払い問題は、消費者金融の過払い金請求の問題に似ているように思う。
誰もがサービス残業であることを知りつつ行っている点は、利息制限法を越えていることを知りながら利息を取っていることと同じである。
また、辞めた後に残業代の支払いを求めるのは、弁護士に相談するなどして取引をやめた後、過払い金請求をすることと似ている。
その結果、消費者金融では、大手でも経営が苦しくなってきている。
しかしそれは過払い金請求が悪いのではなく、利息制限法を超えていることを知りながら、何の対策もとらずに利息を徴収していた消費者金融に問題があったと思う。
同様に、いつまでもサービス残業に甘えていると、過払い金請求を受けて会社経営が苦しくなっている消費者金融のようになりかねない。
現に、未払い残業代を求める労働事件は増えているように思う。
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