| 2008年08月29日(金) |
帝王切開死亡事件で検察が控訴を断念 |
日経(H20.8.29)社会面で、帝王切開で女性が死亡し、医師が業務上過失致死を問われた事件で、検察は、福島地裁の無罪判決に対し、控訴を断念する方針と報じていた。
控訴断念の理由は、地裁判決では、医師の過失の立証で、癒着胎盤の具体的な臨床症例が示されていないと指摘されたが、臨床症例の提示が困難と判断したためとのことである。
しかし、検察の主張の根拠は医学書のみであり、具体的臨床症例がないことは初めから分かっていたことである。
それなのに、「具体的症例がないから控訴を断念する」というのでは、起訴自体に問題があったということになるのではないか。
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