今日の日経を題材に法律問題をコメント

2008年07月15日(火) 自白する少年の心理

 日経(H20.7.15)社会面で、大阪地裁所長が襲撃された事件で、最高裁は「自白の信用性に疑問がある」として、当時14歳の無罪が確定したと報じていた。


 この事件がどうかはよく知らないが、一般的に言って、集団暴行事件が起こると警察が目を付けるのは、地元の不良グループとみられている少年たちである。


 そのような少年たちは、素行がいいとは言えないから、逮捕されて警察からがんがん攻められると、「どうせ信じてもらえない」と思い、自白することが多い。


 いったん自白すると、抵抗するのがめんどくさいから、警察のストーリどおりの供述調書になる。


 そのようにして一人が自白すると、他の少年も「どうせ信じてもらえない」と思い、自白するという連鎖になる。


 大事なことは、検察官がそのような少年の心理状態に思いを致すことであろうと思う。


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