| 2008年03月07日(金) |
住基ネットについて、最高裁が合憲の判断 |
日経(H20.3.7)1面で、最高裁が、住基ネットはプライバシー権を侵害せず、合憲であるとの初判断をしたと報じていた。
結論としては是認できる。
ただ、気になるのは、違憲と判断した大阪高裁がデータマッチングの危険性を指摘した点である。
すなわち、大阪高裁は、「住民が住基カードを使って行政サービスを受けた場合,その記録が行政機関のコンピュータに残り,それらを住民票コードで名寄せすることが可能である」として、その危険性を指摘している。
これに対し、最高裁は、「システム上,本人確認情報が行政機関のコンピュータに残る仕組みになっているというような事情はうかがわれない。」と簡単に切り捨てている。
しかし、データを残すことは容易であり、本当にデータマッチングの危険性がないのかは疑問である。
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