| 2007年04月03日(火) |
最近の司法試験合格者は親族相続の知識がない? |
日経(H19.4.3)社会面に、最近無罪判決が相次いだため、危機感を持った検察庁が全国の検事長を集めて緊急会議を開くと報じていた。
その記事の中で、「離婚後300日以内に出産したことは前夫の子と扱う」という民法の規定どおりに出生届を提出した女性に対し、公正証書原本不実記載罪で起訴した事件というについて、検察幹部が「考えられないミス」とコメントしたと書いていた。
私が司法試験受験生のころは、短答式問題で、民法の親族相続の問題も少しは出題された。
ところが、最近は親族相続分野のからはほとんど出題されないと聞く。そのため最近の司法試験合格者は親族相続についてあまり知識がない気がする。
先の「考えられないミス」が、短答式試験に親族相続が出題されないことが原因かどうかは分からない。
ただ、親族相続は非常によく相談を受ける分野であり、その意味では法曹家として最低限の知識であると思う。
それゆえ、短答式試験でも、もう少し親族相続の分野から出題してもよいのではないだろうか。
|