| 2006年10月27日(金) |
防衛医大の手術 医師は説明義務を尽くしたとはいえない |
日経(H18.10.27)ネットニュースで、防衛医大の手術巡り最高裁は、「医師は説明義務を尽くしたとは言えない」として、二審判決を破棄し、審理を東京高裁に差し戻したと報じていた。
この事件では、患者が脳動脈瘤と診断され、破裂を防ぐためにコイルでふさぐ手術を受けたが、コイルが動脈に流れ出し死亡したというものである。
最高裁は「開頭手術とコイルでふさぐ手術のどちらを選択するか、いずれも受けずに経過観察するかは、患者自身の生き方や生活の質にかかわる。医師は分かりやすく説明し、患者が熟慮する機会を与える必要があった」と指摘した。
厳密な検証をしているわけではなく、単なる印象であるが、最高裁は、医師の説明義務を厳しく見るようになってきているように思う。
患者にとっては当然であるが、医師にとっては大変な時代なのかも知れない。
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