| 2006年02月20日(月) |
国政調査権は「伝家の宝刀」であってはいけない |
日経(H18.2.20)2面に、ライブドアの堀江被告が、武部自民党幹事長の二男にメールで3000万円の振込みを指示したとされている問題の続報をしていた。
この問題では、民主党が、武部幹事長の二男の口座の入金記録を、国政調査権を行使して調べるよと迫っている。
これに対し、自民党の片山参議院幹事長が「国政調査権は伝家の宝刀であり、安易な国政調査権の発動は権威にかかわる」と述べたそうである。
「伝家の宝刀」はなかなか抜かない。
しかし、国政調査権は国会に認められた基本的な権能であり、自ら制限すべきものではない。
「伝家の宝刀」という表現は、国会の役割の認識が不足しているのではないか。
ところで、堀江被告が3000万円の振込みを指示したというメールの真偽であるが、内容は自然であり、しかも具体的である。
したがって、本当のようにも思える。
しかし、堀江被告が、まったく別の案件で誰かに振込みを指示したメールがあり、その名前だけを武部幹事長の二男に改変したとしても、メールの内容に不自然さはないだろう。
したがって、問題になっているメールの内容だけで判断することは難しい。
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