| 2005年10月31日(月) |
判決が短すぎるとして、裁判官がマイナス評価 |
日経ではなく朝日夕刊(H17.10.31)に、横浜地裁の判事の書く判決について、「判決が短すぎる」として横浜地裁所長からマイナス評価を受けたという記事が載っていた。
横浜地裁所長は浅生重機裁判官であり、理論的であり、結論も妥当な判決をすることから、弁護士には比較的評判がいい裁判官である。
マイナス評価を受けたのは井上薫裁判官であり、ずいぶん前に、個人破産事件でほとんど免責を認めなかったことから、弁護士から激しく反発されたことのある裁判官である。
判決が短いことをもってマイナス評価することは司法の独立を侵すようにも思える。
しかし、憲法は、裁判官の任期を10年と定めているから、裁判官としての適格性を審査することを認めているといえる。
そして、裁判官の適格性として、当事者が納得することができる判決を書くことは重要であろう。
したがって、井上裁判官の言い分は認められないのではないかだろうか。
|