今日の日経を題材に法律問題をコメント

2005年10月06日(木) 弁護士が未成年者略取罪で逮捕

 日経(H17.10.6)社会面に、弁護士が、離婚した前妻に引き取られた長女を連れ去ったとして、未成年者略取罪で現行犯逮捕されたと報じていた。


 離婚の際に、子供を強引に連れ去ることはしばしばある。

 しかし、家庭内の争いであることから、警察が捜査するということはあまりない。


 それを知っているから、この弁護士は甘く見たのかもしれない。


 しかし、このケースでは、すでに離婚と前妻側への親権帰属が確定していたようである。


 つまり、離婚の際の争いではなく、すでに一応の決着が付いていたことに特徴があり、そのため警察が動いたものと思われる。


 < 過去  INDEX  未来 >


ご意見等はこちらに
土居総合法律事務所のホームページ


My追加
-->