2005年08月26日(金) |
ネット競売の決済仲介「エスクロー」 |
日経(H17.8.26)35面に、ネット競売で決済を仲介する「エスクロー」についての記事が載っていた。
エスクローとは、仲介業者が、買主からいったん商品代金を預かり、買主が商品に問題がないことを確認してから、売主に代金が支払われるサービススである。
エスクローを利用すると、お金を払ったのに競売で落とした商品が届かないといったトラブルは解消される。
ところが、新聞記事によれば、手続きが煩雑なためエスクローの利用が敬遠されているとのことである。
韓国では、ネット競売で大規模詐欺事件があり、それをきっかけにエスクローの利用が義務化されるそうである。
なんでも義務化するのは抵抗があるが、ネット競売の安全性を高めるためには、エスクロー利用の義務化も考えざるを得ないかもしれない。
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