2005年04月28日(木) |
犬の鳴き声で、犬の飼育を禁じる判決 |
日経(H17.4.28)社会面に、マンションの住民が、犬の鳴き声で不眠になったと訴えた事件で、名古屋高裁が、犬の飼育を禁じる判決を下したと報じていた。
犬の鳴き声はかなり大きく、トラブルになることは多い。
環境省の調査では、ラブラドルレトリバーやアメリカンコッカースパニエルが吠えた時の鳴き声は、工場で使われる金属プレス機の音90デシベルを超えていたそうである。
ただ、犬の鳴き声が受忍限度を超えていたとしても、通常は損害賠償請求が認められるだけに止まり、飼育の禁止まで認められることは少ない。
報道された判決のケースでは、マンションという集合住宅の特殊性が配慮されたのだろう。
ただ、愛犬家からすれば、許せない判決かもしれない。
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