2005年02月02日(水) |
東京地裁が、「一太郎」の製造・販売の禁止を命じる |
日経(H17.2.2)1面で、東京地裁は、ジャストシステム社が松下電器の特許を侵害しているという理由で、ワープロソフト「一太郎」の製造・販売の禁止を命じたと報じていた。
特許を侵害しているという東京地裁の判断が正当かどうかは、事実関係が不明なので何とも言えない。
ただ、記事によれば、松下電器からの警告を、ジャストシステムは一切無視したとのことである。その後も、ジャストシステムは、極めて強硬な対応だったようである。
しかし、松下電器の言い分が認められて「一太郎」の販売の禁止が確定すると、ジャストシステムはやっていけないだろう。
そのような高いリスクを考えると、ジャスシステムは、どこかでライセンス契約を結んで和解すべきではなかったかと思う。
おそらく高裁で和解になるだろうが、ライセンス料はずいぶん高いものになるだろう。
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