| 2004年09月16日(木) |
「5年間完全ノーワックス」の広告で1000万円の賠償命令 |
日経(H16.9.16)社会面に、東京地裁が「5年間完全ノーワックス」を謳った広告は商品の品質を誤認させるとして、コーティング剤の輸入販売会社に対し、広告表現の使用禁止と、1000万円の損害賠償を命じたという記事が載っていた。
確かに、「5年間完全ノーワックス」というのはいい過ぎであろう。
しかし、「5年間完全」という広告を信じて、ワックスを止めてコーティング剤に替えた人はどれくらいいるのだろうか。
しかも、ワックス会社というのは、損害賠償請求している会社だけではないはずであるか。
とすると、「5年間完全ノーワックス」という広告のせいで、そのワックス会社に1000万円もの損害が生じたとはいえないのではないだろうか。
その意味で、1000万円という損害額については少々疑問に思う。
もっとも、裁判所は懲罰的意味を込めたのかも知れない。
しかし、現在の判例では、懲罰的損害賠償は認められていないはずであるが・・。
|