| 2004年08月24日(火) |
逃走罪は意外に刑罰が軽い |
日経(H16.8.24)夕刊に、さいたま拘置所から男が逃走したという記事が載っていた。 この男は強盗致傷罪の容疑で裁判中であり、懲役8年を求刑されていたそうである。
逃走罪は重罪のように思っている人もいるが、意外と刑罰は軽い。
暴行などを行わず単純に逃げただけの場合は懲役1年以下である。
これに対し、逃走を手助けした場合は懲役3年以下と、逃げた人より重い。
逃走する気持ちはよく分かるので、重く罰しないというわけである。
(刑法理論としては「逃走を断念する期待可能性が乏しい」という言い方をする。)
ただ、新聞記事の場合は、金網を破って逃げたようである。
金網などの拘禁場の施設を壊して逃げた場合は、懲役3月以上、5年以下と重たくなる。
外国人であれば逃走して本国に逃げ帰ることもあり得るが、日本人の場合はいずれは捕まるであろうから、逃げない方がいいと思うのだが・・。
|