* 世界一ついてない日常
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2005年04月05日(火) 虫と私

トンボ。
両手で何匹捕まえられるか毎日記録を競った。
7匹だった。
理論上では8匹だが、実際問題としてはどうしたって7匹だ。
世の中計算どおりにはいかんということを教えてもらった。

オニヤンマ。
速すぎて、捕まえることは至難の業だが、
あるとき運良く家の中に入ってきたので、
これ幸いと捕まえようとしたら、指をかまれた。
身の程を知らないと痛い目をみるぞということを教えてもらった。

鈴虫。
同じ畑のナスを食った仲だ。
角砂糖も毎日並べたし、煮干しも交換してやった。
だいぶ長生きした。でも死んでしまった。
やるべきことをしてあげられたら悲しくないことを教えてもらった。

蚊。
毎年毎月毎日のように刺されまくった。
片腕だけで十箇所以上。
確かに痒いが私は問題なく生きている。
人はいつでも無償の愛を持ちえることを教えてもらった。

カメムシ。
窓の間。布団の間。足元。
どこへでもやってきて、勝手に死んで転がっていた。
くさかった。
どんなに愛そうとしてもダメなものがあることを教えてもらった。

ゴキブリ。
永遠のライバルであった。はぐれメタルであった。
羽がくっついてひっくり返った腹にとどめの一撃。
スリルと興奮、小さな正義感。
正義を果たす快感と、それが実は無益であることを教えてもらった。

」。
悪いが貴様からは何も教わる気になれないていうか
この世にこんな恐ろしいものが一瞬ちょうちょかと
思っちゃうとこがまたほほほげえうじゅるみいひげ
gなjfがkじゅふぁklあsdfh


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