2005年02月06日(日) |
タバコを買いに行ったら、タベコしかなかった。続々 |
タバコがタベコになってから、今日で三日目だ。
念のため病院に行くが、アホである以外に特に異常はないという。 体もいつも通り快調である。
いったい世界に、何が起きたというんだ。 もしくはいったいオレの身に、何が起きたというんだ。 だいたいこの日記ぺーじ、ギャグではなかったか。 読者だってさっさとオチを求めているに決まっているのに。
はっ…!!
まさか。
まさかてめえ…
パソコンの打ち間違いを、ストーリーで修正しようとしたな?! そしてネタにつまっているな?!
ああ、なんてことだ。 そんなくだらない事情でオレはタバコのない世界に来ているのか。
オレは二度と、タバコとは出会えない。
今ここにある箱は、タベコなのだ。 同じような顔をしているが、決してタバコではないのだ。
オレはタバコを諦めて、タベコに火をつける。 深く吸い込み、息をつく。 味は同じだが、心持ち不味い気がする。
そしてオレはタベコをくゆらし、タベコを吸う人の群れを見つめる。
こうなったらもう、仕方ないではないか。 簡単だ。 オレも、これをタベコと呼べばいい。 そのうち慣れるだろう。たいした問題じゃない。
マルボロを一箱吸い終わる。
オレはコンビニの前に車を止め、
タベコを買いに行ったら、パペモコしかなかった。
〈続〉
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