* 世界一ついてない日常
+ Landescape +  + BACK +   + INDEX +   + NEXT +   + PAGEBACK + 

2002年03月18日(月) 死んじゃった!パート2・天国へ

天国に到着しました。
うわ…なんか、きれいなとこですね。
広がる雲海、白い服をきた…なんだろ、看護婦さんみたいのがうろうろ。

「……天使です」

あ、ああそうですか。
「受付はこちらです。料金はお一人様、5“小さな親切”です」
親切?
「ええ。あなたの今の所持親切は、12親切、35小さな親切、
 245ろくでもない親切、ですわ。」
ええと……
「あら。回数券をお持ちじゃないですか。これでよろしいのよ」
あ、はい。

ゲートをくぐる。

と…私と同じようなのがいっぱいいますね。
人間の天使から、犬の天使から、ゴキブリの天使から、いろいろ。

中央には泉が沸き……あっ? これ、酒だ!
へー、飲んでいいんですか。
あつらえ向きに、すぐ横におつまみのなる樹も植わってます。

ん? 向こうに子供天使が群れてますが。

わー! お菓子の家ですか!
中にはプレステ2もあるんですか!こりゃ天国だねー

あっちの大人天使たちは何をやってるんでしょう。
テレビとタバコと日だまりの昼寝…… それから、

「特売!リンゴ一つがたったの1小さな親切!」

安売り?
大人の天国ってなんかみみっちいですね。

私はとりあえず、昼寝することにしました。
お腹がすいたら最高級フォアグラでもトリュフでも
新鮮なウニ・トロ・イクラでも、なんでもあります。
暇になったらテレビを見ます。温泉にも入れます。

あ──。天国極楽……。そしてヒマ……


[→次へ]

マイエンピツ読者さま→[My追加]  日記才人読者さま→[My追加]