* 世界一ついてない日常
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2002年01月18日(金) 今日は平和な一日だった。

朝起きると、誰か乗っていた。
「ハーイ!」
「……ハァイ」
金髪碧眼の座敷わらしであった。
まあこういうとこからも国際化は進められるべきであろう。
「じゃ。」
私は普通に顔を洗い、ごはんを食べて学校へ行く。

行くと、学校がなかった。

いや、臨時休校とかそーいうカワイイもんじゃなくて、
学校のあったところに大きい穴が空いていた。
「なななんだこりゃ?! テポドン…は古いか、アメリカの空爆!?」
すると学校は答えた。
「ちょっと昨日ブルーなことがあって…オレちょっと落ち込んじゃって」
迷惑である。
まあこれならば休講になるであろう。
そんじゃちょっと早いがバイトでも行くか、と自転車小屋にとってかえすと、

三輪車になっていた。

いや子供の乗るあれじゃない、タイヤが一個多いのだ。どしたの。
自転車は答えた。
「ほら、私たち結婚してもう2年でしょ?そろそろいいかなって」
……お子さん??
私は頭が痛くなって、ほっといて…ああ出産祝いは500円とられたが、
バスで帰ることにした。しばらく待っていると、

お風呂が走ってきた。

「ハァイ!」
「……バス?」
「ええ!今日はサービス日なんで。ほら乗った乗った。」
いいいいいりませんよそんなの!
歩いて帰ることにした。さすがに道はなくならないだろう。
と思ったら、

甘かった。

「あ。僕たち今ストライキ中なんで。こっちから向こうへは通せません」
え…春闘の時期も過ぎてるでしょう?
「旧暦ですよ。やだなあ」
ああそうか。しかし困った。
そこへタクシーが通りかかり、私はそれをつかまえることにした。
が、すばしっこくてなかなか捕まらない。
エサで釣って、ようやくつかまった。
「家までお願いします」
「兄ちゃん、ここはセルフサービスだよ。」
「え」
後部座席にアクセルとブレーキがついていた……。

で……帰ってきて、ここで日記なんて書いているわけです。
何もない一日だったけど……
なんか疲れた……。


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