2016,05,28-29 長野ビッグハット - 2016年05月30日(月) 私が最後にTHE YELLOW MONKEYを見たのは、 2004年12月26日東京ドームでのメカラウロコ15イベント 最後ステージに現れたメンバー4人でのあの悲しく辛い 「JAM」だった。 THE YELLOW MONKEYのLIVEとしては、2001年1月4日大阪ドーム。 1月8日東京ドームLIVEは、TVを食い入るように見ていた。 あれから15年、THE YELLOW MONKEYが長野ビッグハットにいた! 初日、席に着いてみると思いがけなくも視界が良好で、 カウントダウンを見守る胸が否応なしに高鳴った。 代々木初日の生中継を見たから第1曲目と第2曲目が 何であるかを知っていた。 (けれどその他のレポは極力避けていた。) 知ってはいても、あの曲のイントロが鳴り始めた瞬間の 高揚は凄まじかった。 「プライマル。」は活動休止前、ついに一度もLIVE演奏されなかった曲。 ズンズンと身体を震わす力強いリズム。 薄幕越しに揺れる4人のシルエット。 そして幕が開いた! 長年求めて止まなかったTHE YELLOW MONKEYの姿がそこにあった。 我を忘れ歳も忘れ興奮し歓声をあげ、腕を振りまくっていたので、 途中の映像のシーンで一息つけて本当にありがたかった。 カウントダウンで表示された文字は、 長野第一日目『熱く燃えていますか?』 長野第二日目『強い絆、確かめましょう』 (ちなみに代々木第一日目『奇跡を信じていましたか?』 代々木第二日目『夢の続きを見にいきましょう』だったそうだ。 「ALRIGHT」の点灯は、青い光が一斉に揺れて本当に綺麗だったなあ。 あの曲もこの曲も、ソロ吉井和哉での時とまるで違う、 まさしくTHE YELLOW MONKEYの曲だった。 私は、曲というものは、演奏されてこそ歌われてこそ、 命が続いていくものだと思っている。 だからソロ吉井和哉で披露された曲も、休止・解散の長い時代を 生き抜いて来た強さがあるのだと思う。 「バラ色の日々」がファン投票であれだけの支持を受けるのは、 そういうこともあるのではなかろうか。 吉井和哉ソロでも何度も披露された「球根」、発売当時から大好きな曲だ。 THE YELLOW MONKEYとして演奏されたこの曲は、やはり格別だった。 “魂に根を張って”本当に命の歌なのだなあ! 『2001年1月8日東京ドームで“後悔のない人生を送ってください。 出来るさできるさTHE YELLOW MONKEYのファンだもの”な〜んて言ったりして。 その言葉を覚えていてくれる人も初めての人もここで一緒にいられる事が 嬉しいです。』 グッと来た。本当に嬉しかった! 長野二日目吉井和哉は、 『これからの人生をTHE YELLOW MONKEYに捧げます。多分他のメンバーも 同じこと思ってるんじゃないかな?』と言い、他のメンバー全員が 笑顔で頷いていた。『二度と解散しません。』 その言葉を信じます。生きていく糧が出来ました! 『来年はデビュー25周年です。何かやろうか?』 期待してますよ!新アルバムもですよ! 二日間通してみて一番感じたのは、 4人がとても楽しそうにLIVEをしている事だった。 ソロ吉井和哉の時は、ほぼ吉井和哉しか見ていなかったけれど、 THE YELLOW MONKEYでは、そうはいかない。 エマもヒーセもアニーも見せ場がふんだんにある。 こちらでエマがギンギンにギターソロをかましているかと思えば、 あちらで吉井が何かやってる。 それぞれキャラが際立っているのだから見る方は、忙しいことこの上ない。 嬉しい悲鳴だ。 つくづく感じたのは、吉井和哉が頼もしいメンバーに支えられ、 安心して伸び伸び歌っている事だ。 アイメイクを施した顔は、それはまあ年齢を重ねているものの、 大人の余裕と色気が迸る「ロビン」そのものだった。 「SUCK OF LIFE」 リボン巻きマイクプレイ。エロかったです。 2日目は『無事に終わりました』とか言ってましたね(笑) メンバー紹介でエマを 『女房です。私、男も好きなんですよう〜。』と言ってましたが、 私は「旦那様はエマさん」だと長年思ってます♪ ヒーセを「おじ」だと言い張ってるのが面白かった。 ヒーセの歌いうねり子宮に響くベース、これにアニーのドラムが加わって これぞTHE YELLOW MONKEYの核なのだ。 アニーが滅茶苦茶格好良かった。 ドラムソロで髪を振り乱してパワフルにプレイする姿、痺れました。 LIVEラストでエマにじゃれつく姿。 五郎丸ポーズで何度もスティックを客席に投げる振りして煽る姿。 最後の最後に『長野大好き!』と。 長野最高でした! 私の「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR2016」は 長野のみでしたが、これから全国続いていくツアーで THE YELLOW MONKEYは、どんどん勢いを増していくと思います。 この目で確かめられない事は残念ですが、これから各公演に 参加される方々にお願いです。 どうかツアーの様子を私に教えて下さい。 期間限定ではなく、この先もTHE YELLOW MONKEYが続いていくなら、 今は無理はしません。未来を信じます! 「SET LIST」 長野第一日目 01. プライマル。 02. 楽園 03. Love Communication 04. Chelsea Girl 05. A HENな飴玉 06. Tactics 07. LOVERS ON BACKSTREET 08. 薔薇娼婦麗奈 09. 球根 10. カナリア 11. HOTEL宇宙船 12. 花吹雪 13. 空の青と本当の気持ち 14. ALRIGHT 15. SPARK 16. 見てないようで見てる 17. SUCK OF LIFE 18. バラ色の日々 19. 悲しきASIAN BOY ENCORE 20. Romantist Taste 21. BURN 22. BRILLIANT WORLD 23. WELCOME TO MY DOGHOUSE 24. JAM 長野第二日目 01. プライマル。 02. 楽園 03. Love Communication 04. LOVE IS ZOOPHILIA 05. A HENな飴玉 06. Tactics 07. LOVERS ON BACKSTREET 08. FINE FINE FINE 09. 球根 10. カナリア 11. HOTEL宇宙船 12. 花吹雪 13. 空の青と本当の気持ち 14. ALRIGHT 15. SPARK 16. 見てないようで見てる 17. SUCK OF LIFE 18. バラ色の日々 19. 悲しきASIAN BOY ENCORE 20. Romantist Taste 21. LOVE LOVE SHOW 22. BRILLIANT WORLD 23. WELCOME TO MY DOGHOUSE 24. JAM
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