ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

新聞に載ったYOSHII LOVINSON - 2005年03月18日(金)

まさか地元の新聞にYOSHIIのインタヴューが大きく載っているだなんて思わなかったから、
『イエローモンキー ヨシイ・ロビンソン』
『バンド解散が機 テーマに死生観』という大きな文字が目に飛び込んで来た時は、驚いた。
解散時の心境を聞かれて『吐きそうなほど、つらかった』と答えている。
『バンドはかなり前から事実上、終わっていた。でも認めるのはとてつもなく寂しい。』
《かなり前から事実上・・・》それは、一体どの時点からだったのだろうと
推測する事も今は、もう虚しい。
現在、全国ラジオキャンペーン中のYOSHIIはある番組で、昨年末東京ドームでの
イベントについて『自分としては、イエローモンキーを遣って来た年数のアルバムを
最後閉じたような、最後はスタッフの全員の記念撮影の写真で
最後の表紙を閉じたっていう感じ』であると語ったそうだ。
その『表紙を閉じた』という表現に堪らなくなった。
もう新しいページが加えられる事はないのだろう。もう本当に終わったのだ。
紙面では、『終わりを意識すると、新たな始まりもみえてくる。
「生きて、死んで、別の生を受けて。結局、ぼくらは終わりのない繰り返しの中にいる」。
バンドの解散に触発され、作品のテーマに死生観を選んでいた。』と続けられている。
この『生きて、死んで・・・終わりのない繰り返しの中にいる』が
ちょうど昨日「21グラム」を観た感想と重なっていたので驚いた。
命は、儚いものだとしても、また新たな命が宿りこの世に生を受け、
人の命が繋がれて行く。
人もバンドも音楽もそれぞれが、命を持っているのだなあと感じた。
生まれて出会って愛して、その生を精一杯生きて、それは何て尊い事だろう。
こんな感想は可笑しいかも知れないけれど、色んな事に感謝したくなった記事だった。
ちなみに新聞に載ったYOSHIIの笑顔は、笑い皺がとっても優しいものだった。
良い顔してる。とても良い状態なのだろうな。
昨日ネットで聴けた福岡のラジオ番組で『LIVEを艶かしく』とか言っていたけれど、
凄く楽しみだ。新潟まであと2ヵ月半、待ち遠しい。

新聞に載った記事は、
時の谷間」に載せさせて頂きました。






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