「JUST A LITTLE DAY」 - 2005年02月21日(月) SSTVで「JUST A LITTLE DAY」のPVが流れた。 最初は、「ゴゴイチ」の中で歌詞の字幕つき。 夜遅くに、歌詞の流れないPVも両方録る事が出来た。 この映像は、YOSHIIのマネージャーさんが録った映像だということだ。 荒野へと車を走らせ着いたのは、キルビルのトゥーパインズ教会。 WHAT's IN?のYOSHIIが写っているあの写真に 見覚えがあると思っていたら、あの教会だったのだねえ。 YOSHIIが木の幹に触れる場面があるけれど、あれはJoshua Tree だね。 空に向かい思い思いの方向へ腕を伸ばす人の形をした砂漠の植物だ。 普通の木のようにみえるけれど、砂漠地帯の過酷な環境では、一年に わずか2〜3cmしか成長せず、あの人の姿をした木に成長するには 長い長い年月が掛かるそうだ。 “喜怒哀楽の絵の具を 重ね重ね何重にも重ねて” “Just A Little Day Just A Little Day が集まって Just A Little Day Just A Little Day 僕達の大きな絵になる” 「おセンチ日記」でその存在を知ってからずっと、 我々ファンに披露してくれるのを待っていた、「20歳の時に亡くなった 親友が描いた白い花の絵」が映し出されていた。 昨年の夏、引越した前のYOSHIIの自宅の一室で、 思っていたよりずっと大きな絵だ。群青の地に鮮やかに大きく 浮かび上がる白い薔薇の花が見事だ。 作者が夭逝した事が念頭にある所為なのか、 孤高の花の厳しさと哀しさを感じた。 この絵を見やるYOSHIIの白いワイシャツの背中が、 その38歳の大人の男に為った姿が、切ない程に愛しかった。 YOSHIIの歌声が、穏やかでとても優しく響く。 生きることの喜びも哀しみも一杯重ねて、蓄えて “少しだけ大人になった ”YOSHIIの歌声は、 先へ進んで行こうと決意した者の静かな中にも厳しい強さを感じた。 中途半端に音を聴きたくなくて、まだ公式でのアルバム曲試聴を 聴いていない。「WHITE ROOM」発売まで2週間、待ち遠しい。
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