ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

yumingの番組へのゲスト出演 - 2005年01月10日(月)

「音楽と人」を読んで『ひとりで立つ場所』をもう見つけちゃったんだなあ、と
少しばかり淋しいような気持ちでいたので、
今日夕方の松任谷由実さんのラジオ番組へのゲスト出演での話が心に沁みた。
『要所要所で帰りたくなるものですよね。長く続けたバンドは・・・
心のどこかにずっとある。』とYOSHIIが語って、ジョン・レノンが
「ダブル・ファンタジー」の頃、ヨーコと二人ニューヨークの公園を散歩している時、
ファンに
「いつまたビートルズをやるんだい?」と聞かれて「明日!」と答えている映像を
最近見て、「ダブル・ファンタジー」出た直後ジョンがあのような形で命を
落とす事が無ければビートルズがまた活動を始めた未来があったかも知れないと話していた。
その時点でビートルズが活動を終えて随分時間が経っていた訳だけれど、
バンドというものの拠り所の大きさをYOSHII自身も感じていたように思う。
それを受けてユーミンさんが『ジョン・レノンがビートルズがまた組むかどうかの
キーマン』だった事と『YOSHIIも同様にTHE YELLOW MONKEYがまた組むかどうかの
キーマンだからこそ、それだけ響いたんだろう』と仰って
「スターティング・オーヴァー」が掛かったけれど、好きな曲が尚一層、
切なく暖かく伝わって来た。
YOSHIIのファーストアルバムが自分で楽器を弾いたりした事で3年も掛かったのが
「スタジオを出たらそれで終わり」という人には弾いて欲しくなかった、
それ位曲を大事にしたかったというYOSHIIに
『プロセスまで映り込むのが音源』だと
答えておられたのが凄く印象的だった。
「音楽への方向性が定まっている」「ブランクを経てストロンガーになって
帰って来てくれたことが嬉しい」
ユーミンさん程長く第一線で活躍している大物アーティストに
評価して貰えるのがとても嬉しく誇らしい。
ラジオ出演は、こちらでは聴けない番組ばかりだったから、
全国放送は大変有難い。
坊主でも「妖しくセクシー」なんですね。良かった♪





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