ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

THE YELLOW MONKEY LIVE AT TOKYO DOME - 2005年01月04日(火)

三が日も終わりようやくドームDVDをじっくり見る事が出来た。
これを見終って、私の中で昨年12月26日の「メカラウロコ15in東京ドーム」が
やっと終了したのだと思えた。
あの日ヒストリービデオ上映の後、メンバーが「JAM」を演奏してあっさり退場して、
私の意識は、宙ぶらりんのまま、あの場所あの時間に
ずっと佇んでいたように思う。
体だけが日常に帰って年末・年始を慌しく過ごして・・・
けれど今日、4年前私が大阪ドームで(本当のLIVEという意味では)唯一の
LIVEを体験したこの1月4日という日に、彼らの最後のステージとなった
この「東京ドーム」DVDを最初から最後まで通してじっくりと鑑賞出来た事は、
とても意味があったと思う。
WOWOWで見慣れていた筈のLIVEは、編集が加えられ随分と違って見えた。
随所でクローズアップされるロビン、エマ、ヒーセ、アニー其々の姿は、
彼らがこのLIVEにかけたエネルギーの凄まじさを見せ付けていた。
『沢山の希望と絶望と興奮をありがとう』
吉井和哉の言葉が突き刺さる。
「バラ色の日々」の前のMCで吉井の発した
『強力な人生を・・・悔いのない人になっていて下さい』
この言葉が重く響いて来る。
4年経った今、私は吉井にちゃんと報告出来る人生を送って来ただろうか?
「悔い」?
後悔は・・・無いよ。
決して上手な生き方じゃあ無いかもしれないけれど、自分なりの歩き方をして来た。
THE YELLOW MONKEYのファンとしてYOSHII LOVINSONのファンとして恥ずかしい
生き方は、して来なかったよ。
『出来るさ、出来るさ、イエローモンキーのファンだもの。』
何だか憎たらしい気もするけれど、この言葉は、私のお守りになっているかもしれない。
YOSHII LOVINSONの「CALL ME」プロモーション動画を幾つか見た。
『セカンドは、「CALL ME」が霞むくらいの良い曲揃い』なのだそうだ。
夏にツアーは本決まりらしいし、私は、「トブヨウニ」の3曲とこの
「CALL ME」がストライクど真ん中に来ているから、YOSHII LOVINSONが紡ぐ
音楽が楽しみで仕様がない。
THE YELLOW MONKEYを過去として断ち切るのではなく、
水脈を受け継ぎ自然に流れを導いていくような、そんな未来があればいいと思う。
このドームDVDを見る事で、とても清々しいある意味厳粛な気持ちになれた。
今日からまた新しいTHE YELLOW MONKEYファン暦が始まる。
「メカラウロコ15」で幕を下ろしたTHE YELLOW MONKEYがいつの日か、
第二の産声をあげる未来がある事を夢見て、4人其々の新しい音楽人生を
応援して行きたいと思う。
『誠実に誇り高く、自分らしく』そういう愛し方をして生きたい。
それが私の新年の誓いだ。





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