ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST - 2004年12月08日(水)

DVD-BOX2種と一緒にベストもアマゾンに注文していたから、
届くのは明日かと思っていたのに、午前中に届いた。有難い。
早速、気になっていた初回限定盤ディスク3を聴いた。
1曲目「LOVE LOVE SHOW」(English Version)の疾走感が心地良い。
格好イイんだよなあ。続く「BULB」!「球根」も好きだけれど、私はこの
英語で歌われる「BULB」が殊に大好きだ。
歌詞が胸に迫って来て涙が溢れた。
“Just like a baby in the womb, a flower waiting for the sun
Given salty water what is gonna come up_for us”
「そこから何が生まれるだろう?俺達に・・・」響くなあ。
割と新しい曲が続いて最後の2曲は「太陽が燃えている」のデモヴァージョンと
「追憶のマーメイド」のオリジナルヴァージョンだ。
「太陽が燃えている」デモの方は、若々しい。とても素直であったかい感触だ。
そして私がこのベストで一番聴きたかった「追憶のマーメイド」のオリジナルは、
期待以上のものだった。
こっちの歌詞の方が好きだ。
“涙ですべてを濡らし愛しながら 溶けていく なにもかも色褪せないまま
 涙ですべてを幻に変えよう”
“涙で涙で傷を癒しながら 追憶のマーメイド Forever”
ロマンティックの極みじゃないか!
儚く美しいだけじゃなく痛みがあるのがそそられるのだ。
ディスク1から順に聴く。
「NAI」から始まるとはニクイ。まさにベストな選曲だ。
「カナリヤ」「花吹雪」「天国旅行」「Father」が入っているのが嬉しい。
「真珠色の革命時代」このライヴヴァージョンを聴いていたらまたしても涙が
止まらなくなって仕舞った。
最後は「SO YOUNG」だ。
“あの日僕らが信じたもの 
 それはまぼろしじゃない
 SO YOUNG!!”

まぼろしじゃないよ!こんなに素晴らしいんだもの!
なのにどうしてもうTHE YELLOW MONKEYというバンドは居なくなって仕舞ったのですか?
それが堪らなく淋しいし口惜しい思いがする。
躍動する馬のジャケットの裏は、「RED TAPE」オープニングのあのシーンが所々
大地が割れ火を噴出し黒と白の噴煙を立ち昇らせている絵だ。
何だか「バイオレンスジャック」のような光景だ。
このベストには、私の大好きな「峠」は収録されなかったけれど、
荒野を進む4人の戦士達の姿に、『虹』を見つけに歩き続けていく「峠」の4人を
重ねあわせた。
『あふれてきたのは』間違いなく愛だ!
THE YELLOW MONKEY ありがとう。





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