21世紀のギターへ - 2004年12月04日(土) ROCK JET Vol.18でエマさんが 「YOSHII LOVINSONソロ活動への参加の経緯と今後」について語っていた。 去年吉井のファーストアルバム製作中に『ライヴやりたいかも知れないから ギター弾いてくれない』と誘われたというその言い回しにも、また 『ミュージシャンとしても大好きな人間ですから』の「も」という言葉にも、 とても暖かな気持ちを感じて、嬉しくなった。 そしてエマさんが『「いや、でもザ・イエローモンキーの半分だよな」と いうふうにも思った』って話しているのが、ああ凄く自然な感情だったんだろうなあと感じた。 今年になってセカンドアルバムのレコーディングに参加する事に為った時に、 ザ・イエローモンキーというバンドが存在したままで、吉井と自分が レコーディングしツアーするとして、その先は何に繋がるのか?と考えたという。 その葛藤が、バンドの解散という区切りがついた事で、 本当に「リセット」出来たんだなという事が良く判った。 『奇麗な体で出来るじゃないですか。』って言葉がツボだ。 最後の箇所でギターのピッキング・スタイルを変えようと模索しているという話が 興味深い。 使うピックを変え、歪んだ音を出す時にピックを斜めに当てると80年代から90年代に、 平らに当てることで70年代だったり60年代だったり、21世紀のギターになるのだと、 そういう細かいモードを作って行こうとする、その前向きさが頼もしくて、 やっぱりエマさんは、格好良い人だと改めて感じた。 『アグレッシヴであり緻密である!プロとしての姿勢』という形容は、 今回、世界の桧舞台で活躍するF1ドライバー「日本男児・佐藤琢磨」を評しているけれど、 エマさんの今後の音楽人生へのスローガンのように感じた。 近づいていますよね。これからの活動を拝見出来る事が本当に楽しみです!
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