奏でる音 - 2004年10月20日(水) 未来に、まして人のする事に「絶対」などないと思っている。 ずっと解散ライブもメンバーからの説明も何もいらないと思って来た。 bridgeでのインタヴューで、もう充分だった。 東京ドームでライブを演るのではない4人の姿なんて、 そんな哀しい光景を見たくは無かった。 それでも彼らがファンの前でTHE YELLOWMONKEYに別れを告げ、 きちんとケジメをつけたいと言うのなら、私は彼らの望む通りの方法で 遣り遂げて欲しいと思う。 バンドを形作った品々や歴史を綴ったビデオが流れた後に、もしも4人の中に 湧き出すメロディーがあれば、その時4人の手にマイクがあれば、 歌い出したって良いし、吉井さんだけじゃなくエマもヒーセもアニーも 歌ったって良いし、展示してあるアコギを使ったって良いし (その場で調弦してくれて良い♪アニーはどうします?) そんなの大掛かりなセットもP.Aもいらないじゃないですか? ライブを遣って欲しいと言っている訳じゃ無いのだ。 別に音を出さなくたっていい。皆が心の中でTHE YELLOW MONKEYの音楽を 奏でるだけで、それで良いと思う。 彼らが望むままに、心置きなく終焉を迎えられるそういうイベントであって欲しいと願っている。 東京ドームに展開されたTHE YELLOW MONKEYの世界、 私はその場で何を心に刻むのだろう?私の胸に鳴る音楽はどんなだろう? ずっと逢いたいと願って来たTHE YELLOW MONKEYを通して知り合った人達と 共有する空間はどんなものだろう?興奮と期待で一杯になっている。 チケットが抽選制だと言うことが唯一気掛かりだ。 会場は東京ドームなのでしょ? ペチコートレーン会員で希望する人全部入れてくれたって良いのに。 一般入場者だって充分収容出来るでしょうに。 クジ運が悪いから、かなり心配だ。 THE YELLOW MONKEY最後の場に、私も立ち合わさせて欲しい。
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