メカラウロコ15 - 2004年10月18日(月) 12月26日東京ドーム『メカラウロコ・15』 THE EXHIBITION AND VIDEO FESTIVAL OF THE YELLOW MONKEY ペチコートレーンから封筒が届いた。 『THE YELLOW MONKEYを応援して下さったPettcoat Lane会員の皆さんを始め、 ファンの方々の誠意を何か形に出来ないものかと考え、 EXHIBITION AND VIDEO FESTIVALを開催する事にしました。 “メカラウロコ・15”と題し、THE YELLOW MONKEYのデビューから今に至る 15年の歴史を東京ドームに詰め込み、皆さんの思い出と重ね合わせ 楽しんで頂けるそんな内容にしたいと思っています。』 そう書かれていた。 この日の為だけに制作されたバンド・ヒストリー・ビデオの上映 メンバー使用の楽器・衣装の展示 バンドの歴史を綴る写真展 過去発売されたアーティストグッズの復刻販売 Pettcoat Lane会員限定プレゼント メンバー挨拶(東京ドームのみ)e.t.c 岩手、宮城、札幌、広島、福岡、新潟、松山、大阪、愛知、全国9会場でも 開催されるという。 EXHIBITION AND VIDEO FESTIVALを“メカラウロコ・15”と名づけるのか? メカラウロコって何だったのだろう? 1996年12月28日、日本武道館で「メカラウロコ7」が開催された時、 売れなかった初期の曲を演奏して日の目を見せる(供養すると言ってたけど♪) THE YELLOW MONKEYのお誕生日を祝うイベントと紹介していたのだと理解している。 1998〜1999に掛けて行われた怒涛の113本LIVE中に行われた「メカラウロコ9」、 そして実質上のラストライブに為ってしまった2001年大阪と東京ドームでの 「メカラウロコ8」。 「メカラウロコ7」は、「JAM」と「SPARK」で全国区の人気を獲得し始め 大きく羽ばたこうとする時、自分達の初心を確認する為の本当に意義あるライブに為ったし、 「メカラウロコ9」は、1998〜1999ライブ以後にもメンバーが語っていたけれど、 彼らにとってのライブの意味を見つめ直す良い機会になった重要なライブだったと思う。 そして「メカラウロコ8」は、THE YELLOW MONKEYの 最終ライブだ。 それなのに、今度のこの“展示会”を『メカラウロコ・15』と 名づけている事が私には、過去の「メカラウロコ」達に申し訳ないような、そんな風に思える。 東京ドームでは、ビデオの上映が終わってメンバーの挨拶があるのだというけれど、 4人が揃った姿を見れるのは最後なのだろうけれど、 私は、そのステージに立つ4人を見る自信が無い。 「きちんと終わる」為にファンに姿を見せ、挨拶を、と決断した彼らの好意は、 有難い事なのだと思うけれど、私は、正直な気持ちを言えば、 新生THE YELLOW MONKEYのライブを待ち望んでいたのだ。 東京ドームに展示された15年間の歴史・遺物の中で、もう「メンバー」 では無くなった4人の姿を見るのは嫌だ。辛い。 Pettcoat Lane会員優先予約まであと何日か、悩んでみようと思う。
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