Bridgeインタヴュー - 2004年07月01日(木) 渋谷陽一様、ありがとうございました。 YOSHII LOVINSONへの肉薄インタヴュー、渋谷氏だからこその成果だと思います。 『at the BLACK HOLE』がYOSHII LOVINSONにとって彼の内面を赤裸々に 曝け出す凄まじい作品に仕上がっている事は、感じていたけれど レコーディング中に救急車で運ばれるというまで、心と肉体を追い詰めて 居たのかと知って、改めてその過酷さに驚愕した。 渋谷氏の言う『一種身体検査』という言葉が興味深い。 モンキー休止後に自分自身と向き合う為のそれだけの時間が必要だったのだねえ。 『4分の1でしかない』だと言い、モンキー休止時の心情を推し量る渋谷氏に ただ『うん・・・ほんとですね。』『うん』と答えるYOSHIIが面白い。 ストーカーか、はたまた親戚のおじさんのように、本人が驚くほど色んな事を 知っている渋谷氏の愛の大きさに感動した。 『at the BLACK HOLE』の分析を本人にFAXまでして下さったとの事、 何て素晴らしいんだろう。YOSHIIさんを引っ張り出して下さって本当に感謝してます。 体を鍛えたそうで少し痩せて精悍な顔つきになったYOSHIIは、 『もうエロティックなものは出て来ない』等とのたまっているけれど、 サングラスを掛け腕を組むその口角の上がり具合も首筋に手を遣るポーズも 最高にエロティックだ。何年か前とは違い、年齢を重ねシンプルな装いの彼には、 内面から滲み出すエロスを感じる。 今回ベースをTOTOの『ハイドラ』で弾いているデヴィッド・ハンゲイトが 担当しているという。 私はまだ「BLOWN UP CHILDREN」と「HATE」を聴いただけで メイン曲「トブヨウニ」を聴いてはいないが、 この2曲ともメイン曲といっても充分に通用する出来映えだと思う。 これらを制してのメイン曲「トブヨウニ」・・・YOSHII曰く 分岐点というこの楽曲に早く触れたい。 この分だと想像以上に早い時期に2ndアルバムが完成しそうな予感も持てるので、 発売の暁には是非また渋谷氏の密着インタヴューをお願いします。
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