ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

69サントラ - 2004年06月24日(木)

新星堂で予約したら、ポスターも一緒に送られて来た。
全26曲、何だか訳の判らないようなエネルギーに満ちている。
冒頭の「White Room」から1969年というその時代が持っていた熱気、
映画に登場する高校生達の暴発しそうに為っている若さと情熱が
走り出した。
由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」、アニメ「もーれつア太郎」
主題歌「花のア太郎」、「11PM」テーマ、ザ・タイガース「花の首飾り」、
「狼少年ケンのテーマ」、「ゴジラメインタイトル」、
これらが全て1969年の音楽なのだ。
この中に突然ジャニス・ジョプリンの「Summertime」が流れ出した時は痺れた。
中シゲヲ&the surfcoasters projectの
「悲しきバター犬」「跋折羅団」なども格好良い。
そして極めつけはやっぱりTHE YELLOW MONKEYの「夜明けのスキャット」。
滅茶苦茶怪しい!この流れであの吉井の「る〜るるる〜・・・」が
響き出す瞬間は快感だ。
制御不可能なエモーションがうねる。
CHEMISTRYの「いとしい人」の爽やかさで少し落ち着かされたところで、
Jack bruce、Anton Fler&Kenji Suzukiによる
「White Room」ボーナス・トラックが流れる。
新録音なんだろうか。凄い。
この場所で、僕と君とそして仲間達と、何かを始めたら、
まだ知らない誰かと思いを分かち合う事が出来るかも知れない。
そしてその中から見た事もない新しい何かが生まれるかも知れない。
ケンとアダマや仲間たちが過ごした青春の日の眩ゆさとその影の深さを
この曲は良く著わしていると思う。
映画「69」公開が楽しみだ。





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