ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

『BLOWN UP CHILDREN』 - 2004年06月21日(月)

地元ラジオ局で『BLOWN UP CHILDREN』が掛かった。
昼過ぎ、LOVINSON公式でNEW SINGLE『トブヨウニ』ジャケット公開&
『BLOWN UP CHILDREN』のサビ部分が試聴出来るようになっていて、
その45秒がとても伸びやかな歌声で壮大なイメージだったから
とても期待していた。
今日のラジオで掛かるのは、新曲『トブヨウニ』の方かと思っていたけれど、
『BLOWN UP CHILDREN』ほぼ全曲を聴けて本当に良かった。
これは、9.11の歌じゃないだろうか?
直感的にそう思った。「BLOWN UP CHILDREN=爆破された子供達」と
いう訳でいいのだろうか。
“僕らはBLOWN UP CHILDREN ただ生きる BLOWN UP CHILDREN”
“地球の上 希望の上 ・・・愛の上”
大人達が傷つけ失くして仕舞った尊い生命、純粋な希望や夢を
BLOWN UP CHILDRENと表現しているのではなかろうか。
D.Jの女性が話していたが、今年2月にLOVINSONがラジオキャンペーンで
訪れた局だけがこの曲を先行放送する事が出来たそうだ。
LOVINSONのロスからのコメントが流れた局もあるという。
何でもこの曲は、「at the BLACK HOLE」製作中ボツに為ってしまった
「Red Leaves」が元になっているそうだ。
韻を踏んだ印象的な歌詞が、切なく何故か懐かしさも覚える美しいメロディーに乗せられ
どんどん胸に沁みて来る。
“歴史の上で何を残すか”
人は何を出来るか、何を考える事が出来るか。
実は、最初にこの曲をHPで視聴した時、「20GO」の音が重なっていた事もあって
『僕らはもう自由に ただ生きるもう自由に』と聞き間違えた。
“見えない山脈に  雨は降って・・・
 時の谷間で    何か飲んで ”
ここの部分から、厳しい大自然の上空を雄雄しく羽を拡げ
風を切る鷲の孤高の姿を連想した。
LOVINSONが以前コラムで書いていたシアトルのインディアン居住区で
遭遇したという白頭鷲の事が頭にあったからだと思う。
今感じるのは、大山脈の谷間も高層ビルの谷間をも、
自由に吹き抜けるBLOWN UP CHILDRENの風だ。
荒廃した地球に光をもたらす“再生”の息吹を感じる。
「Recording Documontary」DVDでボツになった瞬間を見て、
とても残念に思っていたから、こうして我々に届けられた事が
本当に嬉しい。
こんなにスケールの大きな曲がカップリングだなんて、
メインの『トブヨウニ』への期待が益々大きくなった。





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溶けた砂
時の谷間