2005年09月14日(水) |
どうなる?!愛媛FC |
サッカーJリーグの鈴木昌チェアマンは13日、加盟の予備申請をした日本フットボールリーグ(JFL)の愛媛FCとFCホリコシについて、Jリーグ経営諮問委員会が現地調査した結果、ともに来季の2部(J2)入りは難しいとの見通しを明らかにした。 Jリーグは正式申請を9月30日に締め切り、12月の臨時理事会で審議する。 鈴木チェアマンは、ホリコシはホームタウンとなる群馬県高崎市との協力関係ができておらず、本拠地競技場の「メドもない」ため、現状での加盟は不可能と説明した。 愛媛は、愛媛県総合運動公園陸上競技場の観客席増設が13年後までに完成する計画の上、メーンスタンドの改修計画がなかった。このため同チェアマンは「もう少し(筆頭株主の)愛媛県の出資が必要との感が否めない」としている。 愛媛側が正式申請までに改修計画の改善を約束しても、現在12チームのJ2が1チームだけ増えて奇数となるのは運営面で支障が出るため、臨時理事会での承認は難しいとの見方を示した。 県企画調整課の客本宗嗣係長は「予備審査でスタジアムの不備について、強い調子で指摘は受けた。県としては、何としても来季Jリーグ昇格を実現させるために計画的に準備し、バックアップしてきた。今後も関係部署と調整し、対応を急ぎたい」と話した。 愛媛FCの権名津朗GMは「県や松山市とともにJリーグ昇格の条件として提示されたことを、一つひとつ乗り越えてきた。経営諮問委員会の指摘は真摯(しんし)に受け止めるが、今まで条件になかったことを急に増やされても」と困惑している。 これまで、J2昇格の条件として明示されていたものでは「JFLで原則2位以内」を残すのみで、愛媛FCは現在、10試合を残し勝ち点44で単独首位にいる。 J2入りに備え県は今春、約1億円をかけて県総合運動公園陸上競技場を改修。J2規定の1万席以上を確保した。また、松山市と合わせて5000万円の資本参加もしている。
(共同通信) (愛媛新聞)
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ホリコシに関しては、正直「具体的な動き(スタジアムとか、ホームタウンである群馬県高崎市との連携とか)が見えない」状況だっただけに、昇格見送りも当然とは思えるが、愛媛は・・・??? ホームスタジアムである愛媛県総合運動公園陸上競技場に関しては、正直交通の不便さ、そして椅子席がメインしかない状況であれだっただけになんだけど、その点は何とかなる、とは思っていた。
問題は、「J2が13チーム=つまり奇数リーグになる」ということ、だと思う。いいじゃん別に、奇数だって。いいじゃん別に、52節だって。 (一番の理想は、J2を13チーム3回戦総当たり+ナビスコ杯参加、なのだが) その辺のこと(JFLから昇格があったときにどうするか、素直に加盟させるのか、それともJ2最下位チームと入替戦を行うのか)をシーズン開幕前に決めていなかったJリーグ側の失態、と言われても仕方がない。
とにかく、愛媛サポには頑張って欲しい。
そして、特にベガルタ仙台サポの皆様も、「来年仙台がJ1に復帰するから関係ない」などと思わずに、こういう事象になっているということを知っておいて欲しい。 また、地域リーグ以下所属のチームの皆様も、もし愛媛がJ2昇格すれば、JFL昇格の枠が一つ空くということで支援して欲しい。
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