週中あたりの会社帰り、随分と背中が薄ら寒いなぁと思って帰ってきたのだが、
その寒さは単に気温が低かったせいではなく。
久しぶりに風邪をひいたらしい。
翌朝、熱が出ていた。

年度末のクソ忙しい時期だと言うのに、人手が足りず余裕がなくなっている職場へ、
「ワタクシメ本日休業サセテイタダキマス」の連絡を入れ、昏々と眠り続ける。

MY BOSS機嫌、斜める斜める（ｗ


目覚めたら昼過ぎ。

昔、知り合いに
「風邪をひいた時に栄養を摂ると、風邪菌にも栄養がいって、
　風邪菌が余計活発になるから、　一切栄養を与えず（摂らず）、兵糧攻めにする」
という話を聞いて以来、私もそれを実践していたのだが、
今回は何故か非常な危機感に襲われ、
「よし！食うぞ！」な気になる。
いやもう「食わないとヤバいっ！」な切羽詰まった感じ。


すい臓が壊れていなかったのを幸いに、食べる食べる、何しろ食べる。
モグモグとか、モリモリとか、そんなモンではなく。

頭にタオルを巻いて地下足袋履いた肉体労働派のゴッツい男性よろしく
ガツガツ、ガブガブ、な勢いで食べる食べる。
この3日間くらい、一食につき二〜三人前を「食べなきゃヤバい！」の思いで、
必死で食べることに費やしたのである。

お腹が一杯でも更に食べ続ける苦しさと、
熱のせいで頭がグラグラする辛さで、
しまいにゃ食べながら泣いていた。
それでも食べた食べた。

私と一緒に食事をしたことのある人が見たら、
それこそ言葉を失って後ずさりのドン引きだったであろう。
何か違うモノが降臨してきていたのかもしれない。


そして眠った。
食べて、寝て、食べて、寝て。


明けて土曜日。
本日快調。

シャワーも浴びたし。
さ。酒の支度でも。





*mixi（ID:2039121）同掲