ちょうちょうの気持ち
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| 2004年07月05日(月) |
野原水嶺賞、はっぴょう |
今日、やっと「辛夷7月号」が届いた。 水嶺賞受賞作はなく、候補作1作と、佳作4作となった。 で、佳作に入り、15首掲載してもらえました♪ やったー、はじめてー 原稿かきなおしたかいがあったわぁ。いろんな意味で忘れ難い 今年の水嶺賞、でしょう。
去年はたった一人の選者の方だけが5位以内に入れて下さった けれど、今年は全員から点数をいただけた。これってやっぱり、 進歩よねぇ? しかし、全員から「幼すぎる」と書かれており、10年前なら 未だ良いが、この年ではちょっと恥ずかしいでございます。
掲載されたのはこれら。 わたしてきには「ちぐりすとゆーふらてす」がお気にです。
エピソード
乳白の器に盛られしさくらんぼみたいに少し饒舌になる
この一瞬さえフレームに閉じ込めて君と私のエピソードにする
まるでガラスの破片みたいにきらきらと光りつつ傷つきたがってる
ヒヤシンスみたいな空の下だからうつくしい嘘すらすら言える
引出しの中でふるびてゆく夏のシャツにしんしん雨の音沁む
書きかけのまま捨てた手紙吐き出せぬ私の昨日が丸まっている
進むべき道決めあぐねて少年は夜の舗道で放熱している
アルバムに貼られなかった思い出のほうが死ぬまで忘れられない
風の吹く海辺に立っていてもなお許しを乞うこといくらでもある
半分の私を月の道で拾い連れて来てねと未明のメール
あああって伸びをしている背中から夜のセロファン剥がれ始める
真夜中のニュース速報たぷたぷと昨日の表面張力揺らぐ
青を保護色にしている人にだけ吹く風があり少しつめたい
たましいを半分だけは預けますっていうことなんだねそうなんだよね
ちぐりすとゆーふらてすみたいに何時までも一緒に語られたいね
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