山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2013年11月21日(木) 《「小指の思い出」の思い出》


《「小指の思い出」の思い出》

 伊東ゆかりの歌った「小指の思い出」がヒットしたのは昭和歌謡全盛の時代。私はまだ恋愛もなにも知らない頃でした。それでも誰も彼もが
「あなたがかんだ 小指が痛い♪」
と歌っていました。

 成人して就職した職場の上司がお酒に酔うといつも歌っていました。でも歌詞がちょっとだけ違っていました。

「あなた方(がた)がかんだ 小指が痛い♪」

カラオケなんて無い時代でした(^_^)/

 あなたがかんだ 小指が痛い
 昨日の夜の 小指が痛い
 そっと唇 おしあてて
 あなたのことを しのんでみるの♪


https://www.youtube.com/watch?v=g5qJvW03fdg&feature=youtube_gdata_player


 前半の第一章に「エネルギー渉猟文明」と題して、これまでのエネルギーの歴史を詳しく解説している。古代ギリシアや古代ローマのエネルギー技術から、現代のシェールガス革命と呼ばれるものまで網羅しており、エネルギーの歴史を学び直すことができた。

 筆者は、世間は「エネルギー」と言いながらも議論は電気に偏っているという。もっと熱エネルギーなども一緒に議論すべきだという。ヨーロッパでは発電と共に熱供給施設を持つ「地域熱供給(district heating)」というものが広く普及しているという。それは素晴らしいシステムであり、ぜひ我が国にも導入を検討すべきだろう。

 しかし広く普及と言いながら、どの国にどれだけの設備があって、どれだけの熱や電力を供給しているのか、具体的な数字などが全く示されていないのが残念だ。

 自然エネルギーへの転換を訴えながらも、反化石燃料や脱原発に固執することなく、中立的な書き方にも思えるが、「電気(電力会社)=悪」の大前提が見え隠れするようで、若干の違和感を覚えた。
 いずれにしてもエネルギー問題を学び直す良い機会になった。


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