山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2011年09月29日(木) タダの本と汚い本

アマゾン・マーケットプレイスにて頻繁に中古本を購入しているが、先日こんなことがあった。

放送大学で受講している科目の参考文献として、テキストの巻末に掲載されている本を検索したら、中古で出ていたので注文した。

「中国通史」講談社学術文庫(2000年発行で定価1,200円)が最低価格299円のものを発注した。

注文後すぐに出品者からこんな内容のメールがきた。

「注文商品を再度検品したところ、不備がありました。上記商品につきましては、お読みいただくには支障はございませんが、お代金を頂くお品物ではないと判断し、無料で差し上げることにいたしました。
このたびはご注文の品物に不備がありましたことをお詫びいたします。
大変もうしわけありませんでした。」

「へー!」と驚いていたら数日してその本が届いた。売り物にならないと判断されたのはどこかと興味津々で観察したが、数箇所鉛筆での書き込みがあったのみで、」あとは外観がちょっと古いだけだ。書き込みは消しゴムできれいに消えた。

どうしてこれを無料にして、しかも送料まで負担して送ってくれたのだろうと、不思議に思ってしまった。あまりに良心的過ぎて、かって申し訳ないような気分になった。次回も是非この店に注文したいものだと思った。

それに引き換え、今日届いた品物は、まったく正反対の気持ちにさせられた。
「五四運動」紀伊國屋新書(1972年発行 定価400円)が200円で出ていたものだ。確かに本の状態は「ビニールカバーにキレ、小口にヨゴレあり、中は良」書いてあったが、ビニールは切れているのではなくぼろぼろ、よごれは小口のみならずほとんど全体、しかも綿ぼこりがあちこちに詰まっていた。ページをめくるたびほこりが飛んだ。

たいていの出品者はきれいに掃除してから送ってよこすが、この人は倉庫の隅にあったものそのまま、その辺にある包み紙にくるんで、ぺらぺらのポリの袋に突っ込んで送ってよこしたみたいだ。大概の人が入れる納品書さえなかった。

返品するのもめんどくさいので我慢するが、きっちり評価をさせていただく。当然星は一つだ。ゼロにしたいくらいだ。こっちこそ「売り物にならない」と言われてもしかたあるまい。ネット上の商売は顔が見えないから危ない。

さあ、早く忘れて読むとしよう。安いとはいえ、たくさん買い過ぎたかも。


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