山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2009年01月15日(木) ビルマの竪琴

病院内には見舞い客が来たときに集える「デイルーム」や、一緒に食事が出来る食堂のような広い部屋がとってある。その食堂に体重計が常設してあるので先日寄ってみたら、そこには本棚もあった。ほとんどがコミック本あったが、これまでに入院した人たちが置いていったであろう文庫本も何冊か並んでいた。

その中に「ビルマの竪琴」があった。作者は竹山道雄である。竪琴の名手となった水島上等兵が戦争が終わっても一人ビルマに残り、僧侶となって同胞の霊を弔うという物語である。

この映画を何度か見たことがある。1956年に映画化され、後に1985年リメークされているそうだ。昔は小学校の講堂で夜に映画会が催されることがあったが、その時に見たのであろうか、それとも学校行事として授業時間に体育館に暗幕を引いたムンムンしたところで見た映画だったろうか。とにかく当初の作品だったように思う。(中井喜一のリメーク作品はテレビで見た。)

原作を読んでこの物語が子供向けの童話として作られ、そして発表されたものだということを初めて知った。戦後、この戦争を否定するあまり、それにかり出された無垢な若い兵士たちまでが全て否定される風潮があり、それを疑問に思っていたところにこの作品が生まれたようだ。

あらかじめ内容を知っているためか、読みすすむ前に次を予測してしまい、次々と涙が出てなかなか前へ進まなかった。

最近とても涙脆くなった。年のせいか。お昼の時間にNHKBSでアニメを放送している。今は「愛少女ポリアンナ物語」で、以前は「母を訪ねて三千里」など、感動して涙を流しながらアニメを見ている。夜になると今度は大河ドラマで子どもの演技に感動し涙している。


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