山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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先日テレビ番組で、ベルギーのアントワープ市の観光局の人の話が出ていた。童話「フランダースの犬」についてである。
「フランダースの犬」はウィーダというイギリス人女性作家の原作だが、このアントワープ周辺のフランダース(フランドル)地方が舞台となっている。ホーボーケンという村だ。だが地元の人はこのことをあまりよく知らなかった。
日本人観光客が来て、この物語の舞台となった場所はどこかとよく尋ねるので、この物語を調べてみると、このアントワープ周辺のことがとても詳しく書かれているので驚いた。そのため、その後関係する建物などを整備したそうだ。
運良くNHKBSでアニメの「フランダースの犬」が放映されたので録画した。孫たちがいない平日の午後に一人でじっくり鑑賞した。すっかり入れ込んで、涙を拭き拭き見ることになった。
この物語は日本ではたいへん有名だが、ヨーロッパでは全然売れていない。物語の最後の場面で、教会のホールでやっとルーベンスの絵を見ることができたネロとパトラッシュが天に召されるシーンはなんとも心を打つ。日本人の琴線に触れるようだが、ヨーロッパ人には、負け犬の野垂れ死にとしか受け入れられないのだそうだ。
日本人と欧米人の考え方というか価値観の違いがはっきりと現れていてとても面白いと思う。もう一度原作を読み直してみなければならない。
(当時ルーベンスの絵は金貨一枚払わないと見せてもらえなかった。現在は公開している。)
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