山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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文系の出身ではないが、最近テレビを見ていて非常に気になる日本語の使い方がある。とても耳につくのだ。
グルメ番組などでよく言われる言葉使いに 「すごいおいしい。」 という言い方が最近非常によく聞かれる。正しくは 「すごくおいしい。」 であるはずだ。その証拠に画面に出るテロップは「すごく」と修正されている。このごろではNHKのアナウンサーでも「すごい・・・・・」と話す人もいるくらいだ。
もう一つは 「・・・・・ですが、」の「が」という鼻濁音の発音だ。「が」の鼻濁音が言えずに「蛾」の音になっている人がとても多い。
自分は東北の片田舎に育ち、まともな共通語の話し方はできないが、少なくともテレビに出演する人たちは正しい発音をしてほしいものだ。
でも中には自分で正しいと思っていても、そうではないこともあるものだ。例えば 「全然・・・・・」 だ。広辞苑によると、『下に打消の言い方や否定的意味の語を伴って、全く、まるで、』という意味だ。「全然わからない」「全然駄目だ」というように使う。この否定的用法のみだと思っていたら、『俗な用法として、肯定的にも使う』のだそうだ。「全然同感です」などのように。
いま一つは 「願わくは」 である。これもこのフレーズを使うほとんどの人が 「願わくば」 と発声する。「・・・・・は」というのが正しく、「・・・・・ば」というのは「あわよくば」の使い方であると認識していた。ところがこれも広辞苑によると、『江戸時代ごろから「ネガワクバ」ともいうようになった』のだそうである。
自分が考えていたことが全て正しいとは限らないということが良くわかった。言葉は時代と共に変遷するものだが、上の「すごい」も日本語的に認められる日がやってくるのだろうか。
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