山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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朝の起きがけがどうも怪しい。ベッドから立つのが最大のネックだ。左手で妻の手につかまり、右手でオーバーテーブルにつかまり、まっすぐ上に向かって立ち上がるのだが、ちょっとでもバランスが崩れると腰に傷みが走る。やっと立ち上がって車椅子に移る。
今日は検査も治療も予定が入っていない。腰が痛い間はもちろんリハビリも休みだ。土曜日に痛めてから3日間安静が続いた。今日で4日目。午前中主治医の長谷川先生がおいでになり、相談の結果、痛み止めの飲み薬を増量することになった。昨日も別の痛み止めと骨を丈夫にする薬を追加しており、薬の量が増えてきた。そのせいかどうかはわからないが、昨日からイマイチ食欲が落ちた。薬に負けちゃいかんと思い、無理にでも食う。
昼前に久しぶりに娘と一緒にお袋が来た。火曜日は親父がデイケアサービスを利用する日で、母は家で一人きりだ。みんなで食べようとサンドイッチを買ってきた。そういうことになると、病院の食事には手がつかない。理由は言わなくてもわかると思う。楽しく4人で昼食会をした後、お袋は妻と一緒に自宅へ戻っていった。
夕方自宅から戻った妻と娘に手伝ってもらい、軽く清拭後着替えをする。コルセットを緩めた瞬間、左の腰にグラッとくるものがあったが、一度締めなおし、もう一度気合を入れてやり直す。妻はあまり怖がらずにとは言うが、また「ギクッ」とか「ズキッ」とくるのではないかと心配でたまらない。
でも妻が言うとおりあまり怖がっていても良くならない。なんとか回復への糸口をさぐりたい。掲示板には通りすがりの人から「日にち薬」という言葉をいただいた。日にちが経てば治る、あるいは日にちが経たないと治らない、時間が解決するというような意味合いだろうと思う。
どこかでRDF貯蔵庫が爆発し、消防署員2人が死亡したそうだ。冥福をお祈りする。
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