山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2003年07月01日(火) 手術イヴ

食事後、成田先生が来る。先日のCT検査が、検査技師のミスで一断面足りなかったそうで、もう一度やることになった。「えーっ。桝谷か!しっかりやってくれよー」
朝一でシャワー。
麻酔科の先生が診察。
CTのやり直し。

昼過ぎ成田先生から手術の説明を受ける。第10胸骨を取り去り、金属を挿入する。その上下の骨をボルトで固定するそうだ。
正式な診断名は「多発性骨髄腫」。上下の脊椎にも腫瘍がみられ、左胸の肋骨にもある。こちらは化学療法によるが、当院には専門の医師がいないため、青森労災病院へ紹介するので転院して治療することになる。

娘たちが来る。手術の方法を説明したら、面白いことを言い出した。
背骨に金属を入れたらどうなるの?
・空港のセキュリティチェックに引っかかる。
・サウナに入ったら過熱する。
・磁化してしまい、南北方向に寝るようになる、または海水浴場で砂鉄が体にくっつく。
・腕時計が狂う。
このうちどれが実際に起こるだろうか。

夕食後、政策推進室の小笠原、大嶋、佐々木の三人が見舞ってくれる。手術前の様子を見に来てくれた。人事課への提出書類をお願いした。

明日は手術だ。ゆっくりやすもう。


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