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2005年03月10日(木) 演奏録音のアップの件

随分前から、何人かの方に、私自身の演奏の録音をアップして欲しい、というありがたいお願いがありまして。
アップの方法をわざわざメールで送ってくださる方や掲示板に書いてくださる方までいらして、こりゃなんとか早く・・と思っていろいろと模索してみたのですが、やっぱり、もう少し待っていただこう、と思っています。

というのも、はっきり言ってしまえば、既存のMDの中にいい録音がないのです。クラシックを演奏している方ならわかると思いますが、自分の演奏って、後で聴くと嫌なもので(笑)。
ステージでの演奏を録音したものは、そのときの皆の評価がかなり良かったり、自分でも上手くいったと思っていても、後で聴いてみるとアラがたくさんあるものだし、練習のときにちょこちょこ録音しているものは途切れていたり緊張感が足りなかったり。情けない事に。
一回聴いて、「けっこういいじゃん」と思っても、2回目に聴くと、やっぱり許せなかったり(笑)。
いいと思って、PCでサイト用に圧縮したとたんに、なんかヘタに聴こえたりですね(笑)。

しかも、おっちょこちょいな私は、大切な場面でMDを忘れたり操作を間違ったりで録音を残してないことが多いということが発覚。これほどそれを後悔するとは思いませんでした。
自分の過去の演奏を聴くのはあまり好きじゃないんだけど、でも、残しておくことも必要だなー、と実感。

せっかくアップするのなら、自分で納得いくものでないと、と思うし。
このサイトは性格上、耳の肥えた方も結構見てくださっているし、ウェブに載せるにはあまり長い曲は向かないし、途中で切るのも、せっかくのライブ演奏の雰囲気がなくなっちゃうし、難しい箇所の前で切ったのがバレバレかも(笑)とか思ってですね。
なかなか、難しいぞ、と。

で、こうなったらサイトのために録音しなおそうかと思っておりまして。
舞台の上で一瞬でなくなるものではなく、残るものですしねぇ。
これから音楽でやっていこうと思っている身としては、ヘタなものを残すわけにいかないので。
録音に耐える演奏を、意識的にするのは、ものすごくいい勉強になると思うし、いい機会を与えていただいたと思って、ちょっと録音のための曲選びと練習をこの際させてもらおうかと。
私は今まで、「ミスなんて気にせず、のびやかに弾くのが一番」という意識をずっと持っていまして、そのおかげで、コンクールなんかでは減点の対象となるミスに対して、結構鈍感だったのですね。ここ半年ほど、それを非常に反省しまして、意識改革をし、完成度の高いものを作ろうと努力はしてきているのですが。

長くて5分、MD録音ではなくて、ちゃんとした録音ソフトとなるべくいいマイクを使い、短いけどキャラが出る曲、そして、ミスのない演奏。
まあ、ウェブに載せる際には圧縮せざるをえないので、音質の点で妥協しなくてはならないし、結局、ナマの臨場感はなくなるけれど、既存のMDからの演奏を載せるよりは、なんぼかマシだろうと・・・。


ということで、もう少しお時間をいただく事になりそうです。
いろいろアドヴァイスをくださった方には非常に申し訳ないのですが・・・。
よろしくお願いします。


そんなこんなで、こういう事を友人に相談してみたり、なんだりで、今日は練習してない時間は誰かと常に電話している状態でした。
お昼には、もう悪あがきに近いけれど、ドイツ語の勉強を一緒にしよう、と、元・同居人のRちゃんが家に来ていましたし。
この「悪あがきドイツ語勉強」、学校が始まるまで、毎日頑張るつもり。


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