2005年02月03日(木) |
鬱憤、晴らしてもいいですか。 |
んもうっっ!! だから、天才小僧は嫌いなんだ〜!!
いやね、私もバカでしたよ、昨日買った楽譜を、見事に家のピアノの譜面台に置いたまま忘れて、それに気が付いたのはライプツィヒヘ行く電車に乗った直後。朝の7時すぎ。 ま、でも、学校に着いたらトーマから楽譜を受け取る約束してるし、大丈夫か、と思っていたんですが。
あのヤロウ。 約束の時間に、現れないでやんの。
携帯の番号知らないし(ていうか彼は多分携帯持ってない)、家の電話番号もついこの間、間違えて消したところだったし、イライラ待ち続けても、来ないんですわ。 レッスンの時間も迫ってくるし。
仕方なく、レッスンで先生に楽譜がない、と訴えたのですが(「それじゃあ初見で弾くのか!!」と誤解させる目論見もあり・・笑)。 「どうしようもない、僕も楽譜は今手元にない」と言うので、レッスン後に慌てて図書館に走り、なんとか手に入れたんですけどね。
図書館に行く前に「すぐ戻って来い」と先生が言うので、??と思ってたんですよ。 レッスンが終わったのが1時。弾き合い会は3時頃からになるだろう、と昨日電話で言っていたので、その間は練習するつもりだったのに。 どうも、今日は、レッスンを休んだ生徒が多くて、時間が繰上げされまくり、私のレッスン直後に弾き合い会をすることになっていたらしいのですよ。 図書館から戻ってみると、すでに談笑している先生とトーマ。 トーマが言うには「先生からさっき電話があって、楽譜の件は聞いたよ、図書館にはあった?」 ・・・このクソガキ!! 約束の時間に来なかった事、楽譜を渡さなかった事を、まず謝れ!!
しかも、1時から開始ということも、2人の間では共通の認識だったというわけね。 ・・・もう!! 先生もトーマも、お願いだから、私にも一言言ってくれ!!
本当に、もし私が昨日自分で楽譜を買っていなかったら、どうするつもりだったんでしょう。 本気で、直前に楽譜を渡して初見させるつもりだったのか。
まあ、もちろん、伴奏は難しくはないですよ、ベートーベンの4番。 でもさぁ。人に物を頼む態度じゃないでしょう、それって。
「カデンツの終りはこうやるから」と鼻息も荒く勝手に弾き始めるトーマ。私はまだ、楽譜を開いてもいないんです!!ちょっと待ってよ!! そして、それだけで、さて、始めるか、と。 事前に合わせたりしないわけだね。私がもし初見でも、合わせはナシなんだね。 いいのかよ、オイ。
1、2楽章はなんとか。テンポの速い3楽章で、さすがに落ちてしまう(どこを弾いているのか一瞬わからなくなる)私。 鼻息荒く弾きながら、「1、2!!」と指示するトーマ。(ムムム、ムカツク・・) すぐに取り戻したものの、これ、事前に練習してなかったら絶対に弾けなかったわ〜。よかった、昨日ちょっと弾いておいて・・。
いやね、もちろん初見が上手い人ってのもたくさんいますから、ベト4ぐらいなら出来なくもないでしょうよ。 でもさ。なんつうか、ねぇ。 気分が悪いのよ。 適当な伴奏でいい、とは言っていたものの、だったら弾き終わった後、先生からアドヴァイスを受けているときに「ああ、あそこはikukoが間違えたから・・・」と言って先生と2人でこっちを見て笑うのはやめてくれ(「仕方ないけど」という暖かい笑いではあったが)。
先生とトーマは、本当に仲がよくて、「ところで君のお父さんは元気かい」なんて話にもなっちゃったりして、完全に私を無視。 なんていうか、「ボクは先生に気に入られてるからね、ボクはただの生徒とは違うから」っていうオーラがバリバリ出てて、もう、ハイハイ、好きにしておくれ、ですよ。 終わったんなら、さっさと帰らせてください、って感じで、いやいや、疲れましたわ。
こうなったら、今度私も、なにかの伴奏を初見でトーマにさせてやろうか、と思ってしまいました。 でも、そう思った一瞬後に、「うわ〜、邪魔されそう〜」と、却下。 絶対、ソリストよりも自分が目立とうとするに違いありません。たとえ、どれだけ弾けていなくても。 そういう性格なんだよなぁ・・。外人って、そういう人多いんだよなぁ・・。ていうか、いわゆるソリスト的性格なんだよなぁ。
それくらいの押しがないと、ソリストには向いていないってことなのかねぇ。 でも、私はそんなトーマの演奏を好んで聴きに行こうとは思わないけれど。
それにしても、やっぱり、私は、外国に長くは住めないようですわ・・。
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