昔一緒にポーランドに演奏旅行をした、フランス人の若者トーマ。 昨日いきなり電話があって、木曜に、協奏曲の伴奏をしてくれ、と。 ベートーベンの4番。私は楽譜を持っていません。 「レッスンでちょっと弾くだけだから、初見でいいよ、初見で!!当日の朝、楽譜渡すよ!!」 なんて言うので、ああそう、と、とりあえずCDを聴いて勉強していたんですが。
今日、先生から電話があって。 レッスン時間の変更やらなにやら話していると、どうも本気で、事前に練習する時間がちっともないようで。しかも、一応、形式としてはクラス内の弾き合い会らしい・・。 さすがに初見じゃまずいだろ、と、急いで楽譜を買いに行ってきました。
まったく。天才若造のワガママぶりには、参るわ。
こういう、いきなりの伴奏は、いかにたくさん音を抜いて、簡単かつそれらしく弾けるか、というテクニックが必要なのです。 うーむ。手抜きするための練習(笑)。どうなんだろうね、これ。
今日は、本当は友人2人の、それぞれの卒業試験を聴きに行く予定だったんです。 でも偶然は重なるもので、風邪やらなんやらで、2人とも試験を延期したらしい。 一生懸命練習していただろうに、可哀相に。 来学期に、頑張ってね。・・・って、他人事じゃないけど。
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